ハムスター速報さんに敵意はありません。AKB48Gなどアイドルや女の子関係のスレをまとめています!




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「お昼休みに読もう」「家に帰ってから見よう」そんなあなたの備忘録にはてなブックマークをオススメします!!


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「お昼休みに読もう」「家に帰ってから見よう」そんなあなたの備忘録にはてなブックマークをオススメします!!


1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 00:40:01.21 ID:Yw5jhGnAi

定期乙
寝るまでみんなで読もう


 


★今までで一番くだらねえと思ったAKBの誤報・噂
★AKB48のキス顔実況スレ(エロすぎワロタwww)
☆397時間動画パソコン教室DVD4枚組iPod受講可ホームページ作成、オフィス2003/2007


4 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:40:48.44 ID:pRrpuu/N0

一週間前の話。
娘を連れて、ドライブに行った。
なんてことない山道を進んでいって、途中のドライブインで飯食って。で、娘を脅かそうと思って舗装されてない脇道に入り込んだ。
娘の制止が逆に面白くって、どんどん進んでいったんだ。そしたら、急にエンジンが停まってしまった。
山奥だからケータイもつながらないし、車の知識もないから娘と途方に暮れてしまった。飯食ったドライブインも歩いたら何時間かかるか。
で、しょうがないからその日は車中泊して、次の日の朝から歩いてドライブイン行くことにしたんだ。

車内で寒さをしのいでるうち、夜になった。夜の山って何も音がしないのな。たまに風が吹いて木がザワザワ言うぐらいで。
で、どんどん時間が過ぎてって、娘は助手席で寝てしまった。俺も寝るか、と思って目を閉じてたら、何か聞こえてきた。
今思い出しても気味悪い、声だか音だかわからん感じで
「テン(ケン?)…ソウ…メツ…」って何度も繰り返してるんだ。
最初は聞き間違いだと思い込もうとして目を閉じたままにしてたんだけど、音がどんどん近づいてきてる気がして、たまらなくなって目を開けたんだ。
そしたら、白いのっぺりした何かが、めちゃくちゃな動きをしながら車に近づいてくるのが見えた。形は「ウルトラマン」のジャミラみたいな、頭がないシルエットで足は一本に見えた。
そいつが、例えるなら「ケンケンしながら両手をめちゃくちゃに振り回して身体全体をぶれさせながら」向かってくる。
めちゃくちゃ怖くて、叫びそうになったけど、なぜかそのときは「隣で寝てる娘がおきないように」って変なとこに気が回って、叫ぶことも逃げることもできないでいた。
そいつはどんどん車に近づいてきたんだけど、どうも車の脇を通り過ぎていくようだった。通り過ぎる間も、「テン…ソウ…メツ…」って音がずっと聞こえてた。
音が遠ざかっていって、後ろを振り返ってもそいつの姿が見えなかったから、ほっとして娘の方を向き直ったら、そいつが助手席の窓の外にいた。
近くでみたら、頭がないと思ってたのに胸のあたりに顔がついてる。思い出したくもない恐ろしい顔でニタニタ笑ってる。
俺は怖いを通り越して、娘に近づかれたって怒りが沸いてきて、「この野郎!!」って叫んだんだ。叫んだとたん、そいつは消えて、娘が跳ね起きた。
俺の怒鳴り声にびっくりして起きたのかと思って娘にあやまろうと思ったら、娘が
「はいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた」
ってぶつぶつ言ってる。



5 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:41:41.87 ID:pRrpuu/N0

>>4続き

やばいと思って、何とかこの場を離れようとエンジンをダメ元でかけてみた。そしたらかかった。急いで来た道を戻っていった。娘はとなりでまだつぶやいている。
早く人がいるとこに行きたくて、車を飛ばした。ようやく街の明かりが見えてきて、ちょっと安心したが、娘のつぶやきが「はいれたはいれた」から「テン…ソウ…メツ…」にいつの間にか変わってて、顔も娘の顔じゃないみたいになってた。
家に帰るにも娘がこんな状態じゃ、って思って、目についた寺に駆け込んだ。夜中だったが、寺の隣の住職が住んでるとこ?には明かりがついてて、娘を引きずりながらチャイムを押した。
住職らしき人が出てきて娘を見るなり、俺に向かって「何をやった!」って言ってきた。山に入って、変な奴を見たことを言うと、残念そうな顔をして、気休めにしかならないだろうが、と言いながらお経をあげて娘の肩と背中をバンバン叩き出した。
住職が泊まってけというので、娘が心配だったこともあって、泊めてもらうことにした。
娘は「ヤマノケ」(住職はそう呼んでた)に憑かれたらしく、49日経ってもこの状態が続くなら一生このまま、正気に戻ることはないらしい。住職はそうならないように、娘を預かって、何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。
妻にも俺と住職から電話して、なんとか信じてもらった。住職が言うには、あのまま家に帰っていたら、妻にもヤマノケが憑いてしまっただろうと。ヤマノケは女に憑くらしく、完全にヤマノケを抜くまでは、妻も娘に会えないらしい。
一週間たったが、娘はまだ住職のとこにいる。毎日様子を見に行ってるが、もう娘じゃないみたいだ。ニタニタ笑って、なんともいえない目つきで俺を見てくる。
早くもとの娘に戻って欲しい。

遊び半分で山には行くな。



8 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:43:10.84 ID:pRrpuu/N0

おれが当直だった夜に、急患でおれは叩き起こされた。
急変とかで、まあよくあることだ。
処置室に行くとちょうど患者が救急車で病院に着くときだった。
救急車からストレッチャーで下ろされたのは、真っ黒に焦げた死体(にみえた)
だった。救急車のスタッフにきくと、交通事故をおこしたドライバーで
引火した車のなかで取り残されたらしい。50代位の男性だった。
一応、生きてはいるが、そりゃもう表面なんかコゲコゲで肉の焼ける
においがあたりに立ちこめ、俺はもう吐き出しそうになった。
全然動く気配もない。もう時間の問題だ。
「すごいですよ。一応心停止してません。まあ、もうだめでしょうけど」
と救急隊員は言った。
医師も「あー、こりゃすごいね」と言って治療をする気もなさそうだ。
「ひどい・・・・」看護婦も目が怯えていた。
俺は一応検査をするための準備にかかった。
機器を用意している部屋に入って準備をしていたら、その黒こげの患者が運ばれてきた。
おれは腕に検査の為に針を刺すのでその患者の血管をさがしたが
表面が黒こげでどこに血管があるか分からなかった。
「あー、これ、メチャクチャでどこだか分かんないよ」と俺は言った。
皮膚のまともなとこを探そうと腕をつかんだとき、その黒こげ患者が言った。

「・・・そんなに私、ひどいんですか・・・・」

「あ、あ」俺は声にならなかった。ずっと意識はあったんだ。
今までの俺達の会話を聞いていたんだ。
その部屋の中にいた、医師、看護婦、俺、救急隊員、全員が凍りついた。

まあ、2時間もしないうちに患者は亡くなったんだが、
なんども「私はしぬんですか?」って聞かれて、おれたちは
不謹慎だが逃げ出したい衝動になんどもかられたよ。


10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 00:43:32.54 ID:sdcojjwh0

664 :名無しさん@十一周年:2010/07/25(日) 11:21:16 ID:wvzou5nx0
普通学級に通学するのが、物理的に困難な障害児の入学をゴリ押しする親や人のニュースを見るたびに、以前に見たドキュメンタリーを思い出す。
サリドマイド児の親のドキュメンタリーだったのだが。生まれついて重い障害を負って生まれた息子の為に、
親は「サリドマイド児の親の会」を立ち上げて、休日は全て会の活動。「
障害者に理解のある社会=息子の為」との強い信念のもと、息子を連れて積極的にマスコミにも出たり、講演活動も行った。
さらに、息子を普通学級に進学させた。息子は重い障害を負いながらも大学に進学。一時は、マスコミにもてはやされた。
が、大学卒業後、障害を負った息子は何処にも就職できなかった。ここで、息子は生まれて初めて本音をぶっちゃける。
「子供の頃から、人前でさらし者にされて辛かった」「休みの日くらい、家族だけで過ごしたかった。家族だけで遊園地や旅行に行きたかったのに」
「普通学級になんて行きたくなかった。手の無い俺が、普通学級でどれだけ不自由で辛く、孤独だったか。
どれだけ、危険で屈辱的(同級生による排泄介護等)な思いをしたか!」と、延々と恨み言を言い出した。
で、親が「何で言ってくれなかったんだ!」と反論したら「言ったが、全て“お前のためだ”で済まされた。
一度だけ、同じ障害を持つ子供たちがいる養護学校に行きたいと言ったら“負けるな”と説教された」
「俺みたいな障害を持った子供が、親に見捨てられたら生きていけない。 だから、言いなりになっていた」
「お前たちは“俺の為”と言っていたが、結局は自分たちが社会から注目されてチヤホヤされたかったダケだろう。
養護学校に進学した同じ障害を持った連中は、職業訓練を受けて就職して自立しているのに、
親の見栄で、普通学級に進学させられた俺は、就職できなかった」
「俺の障害を受け入れてくれない、見栄っぱりな親のせいで、俺の人生はメチャクチャにされた!」
結局、息子さんは親に対する恨みつらみの遺書を残して自殺。
最後に親御さんは「もっと息子の気持ちを考えてやれば良かった」
「健常児と同じようにする事が、息子の為だと思っていたが、間違いだっ」と嘆いていたな。



11 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:44:07.17 ID:pRrpuu/N0

自宅で彼女とセクースをした後、寝てしまった。
気がつくと、部屋は真っ暗。どうやら日が落ちるまで寝てたようだ。
隣を見ると、彼女が居ないことに気付いた。同時に、バリバリくちゃくちゃと物を喰う音が聞こえて来た。
暗くてよく分からないが、彼女は椅子に座って何か食べているようだ。

俺:「おい、なんで電気付けないん?」

彼女:「……ウチも今起きたんや。お腹空いたわ~」

俺:「ほんまぁ。しかしまぁ、、、今日は初エッチだったねw」

彼女:「へへ。すごい良かったよ。…ウチのこと好きぃ?放さへん?」

俺:「あたりまえやん。お前以外はありえへんわぁ」

♪♪♪
枕元の携帯が鳴った。こんな時にシラケるだろうが、何やぁ?

【題名】RE
【本文】起きた?今夕食買いにコンビニに行ってんやけど、何が食べたい?(>_<)


「誰からのメール?誰から?ダレカラァ?ネエ」


54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:23:29.27 ID:yykfXHPu0

>>11
これどゆこと?


56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:25:37.96 ID:x/rcdcIU0

>>54
俺の目の前に居るの誰なんだろう、って話


13 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:46:42.79 ID:pRrpuu/N0

隣にDQNカップルが越してきてからもう悲惨。
DQNカップルの喧嘩がすげえのなんの。
ドカッガッシャーン、その後絶叫。週2~3回のルーティーンw
大家と俺が再三注意しても埒があかず、女の方が俺を逆恨みして嫌がらせをしてきた。
窓を開けてウチをじろじろガン見から始まり、カーテン閉めていると物を投げてくる。
しまいには脅迫っぽい手紙がうちのポストにw 開けずにソッコー捨てたけど。

こんなのが1年も続いてついに俺ノイローゼ。糞女の嫌がらせの証拠を取って
出るとこ出てやると、2~3日うちのベランダに隠しカメラを設置したわけ。
そして隠しカメラを確認したら、女が俺んちに向かって何か小声でぶつぶつ言ってやがる!
聞き取れないが俺を罵倒してるに違いない!!

・・しかしその直後、DQNからの嫌がらせや喧嘩がウソのようにピタッと収まった。
あの女が部屋で殺害されているのが発見されたからだ。
女の顔の形が変わるほど、激しく殴られたような後があったという。
カップルの男の方は行方不明。

いやな予感がしてもう一度あの隠しカメラを確認してみた。
女が口をパクパクしている、その口から確かに読み取った。
「た す け て」



17 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:48:22.76 ID:pRrpuu/N0

『走る男』
そうタイトルだけ記された、何とも斬新? なパッケージのビデオ。
「しょうがない、どうせ百円だし暇つぶしになればそれでいいか」
Aは自宅に帰ると早速ビデオを再生した。
タイトルも出ずに、いきなりホームレスのようなボロボロの服を着た痩せ型の男が走っている映像が映し出された。
「? 手に何か持っている…鋸だ。何で鋸なんか持っているんだ?」
それにしてもこの男、こんな全力疾走しているのにバテるどころか汗一つかかず、スピードを落とす気配さえ一向に見せない。
「ん…? そう言えばさっきからこの男、見たことあるような道を走ってないか?」
Aは段々と胸騒ぎがし始めた。…嫌な予感がする。
「あれ? この道は…? この角を曲がったら…?」
次のカットで胸騒ぎは確信になった。
ああ、ヤッパリだ。この男は家に向かってきている。
しかし、気付いたときには男は家のすぐ前まで着いていた。
いつの間にか、カメラは男の視点になっていた。
画面は古いアパートのAが住んでいる二階部分を映している。
急いでベランダから外を覗くと…いる。あの男が。
男は迷わずベランダの柱を鋸で切り始めた。
訳の分からないAはとりあえず、
「おい! なにすんだよ! やめろよ!」
と男に怒鳴った。
すると男はAを見上げた。Aは思わず息をのんだ。
画面からは確認できなかったが、男は両目がロンパッてカメレオンのようだ。
そしてボロボロの歯をむき出しにしてニヤッと笑い、走って視界から消えたかと思うと、階段を駆け上がる音が聞こえる。
「ヤバい! ここに来る!」
鍵を閉めようと玄関に急ぐが、男はもうそこに立っていた。
居間まで追いつめ、鋸を振りかざす男。Aはとっさにリモコンで停止ボタンを押した。
その瞬間、男は居なくなっていた。鋸もない。
Aはすぐにビデオからテープを引っ張り出してゴミ箱に捨てた。
Aの部屋のベランダの柱には、深々と鋸の痕が残っていた。


19 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:49:55.88 ID:pRrpuu/N0

親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。
農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗る
ようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。
じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。
でも、最後に行ったのが高校三年にあがる直前だから、もう十年以上も行って
いないことになる。
決して「行かなかった」んじゃなくて「行けなかった」んだけど、その訳はこ
んなことだ。

春休みに入ったばかりのこと、いい天気に誘われてじいちゃんの家にバイクで
行った。まだ寒かったけど、広縁はぽかぽかと気持ちよく、そこでしばらく寛
いでいた。そうしたら、

「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…」

と変な音が聞こえてきた。機械的な音じゃなくて、人が発してるような感じが
した。それも濁音とも半濁音とも、どちらにも取れるような感じだった。
何だろうと思っていると、庭の生垣の上に帽子があるのを見つけた。生垣の上
に置いてあったわけじゃない。帽子はそのまま横に移動し、垣根の切れ目まで
来ると、一人女性が見えた。まあ、帽子はその女性が被っていたわけだ。
女性は白っぽいワンピースを着ていた。

でも生垣の高さは二メートルくらいある。その生垣から頭を出せるってどれだ
け背の高い女なんだ…
驚いていると、女はまた移動して視界から消えた。帽子も消えていた。
また、いつのまにか「ぽぽぽ」という音も無くなっていた。



20 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:50:28.02 ID:pRrpuu/N0

>>19続き

そのときは、もともと背が高い女が超厚底のブーツを履いていたか、踵の高い
靴を履いた背の高い男が女装したかくらいにしか思わなかった。

その後、居間でお茶を飲みながら、じいちゃんとばあちゃんにさっきのことを
話した。
「さっき、大きな女を見たよ。男が女装してたのかなあ」
と言っても「へぇ~」くらいしか言わなかったけど、
「垣根より背が高かった。帽子を被っていて『ぽぽぽ』とか変な声出してたし」
と言ったとたん、二人の動きが止ったんだよね。いや、本当にぴたりと止った。

その後、「いつ見た」「どこで見た」「垣根よりどのくらい高かった」
と、じいちゃんが怒ったような顔で質問を浴びせてきた。
じいちゃんの気迫に押されながらもそれに答えると、急に黙り込んで廊下にあ
る電話まで行き、どこかに電話をかけだした。引き戸が閉じられていたため、
何を話しているのかは良く分からなかった。
ばあちゃんは心なしか震えているように見えた。

じいちゃんは電話を終えたのか、戻ってくると、
「今日は泊まっていけ。いや、今日は帰すわけには行かなくなった」と言った。
――何かとんでもなく悪いことをしてしまったんだろうか。
と必死に考えたが、何も思い当たらない。あの女だって、自分から見に行った
わけじゃなく、あちらから現れたわけだし。

そして、「ばあさん、後頼む。俺はKさんを迎えに行って来る」
と言い残し、軽トラックでどこかに出かけて行った。



22 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:51:06.95 ID:pRrpuu/N0

>>20続き

ばあちゃんに恐る恐る尋ねてみると、
「八尺様に魅入られてしまったようだよ。じいちゃんが何とかしてくれる。何
にも心配しなくていいから」
と震えた声で言った。
それからばあちゃんは、じいちゃんが戻って来るまでぽつりぽつりと話してく
れた。

この辺りには「八尺様」という厄介なものがいる。
八尺様は大きな女の姿をしている。名前の通り八尺ほどの背丈があり、「ぼぼ
ぼぼ」と男のような声で変な笑い方をする。
人によって、喪服を着た若い女だったり、留袖の老婆だったり、野良着姿の年
増だったりと見え方が違うが、女性で異常に背が高いことと頭に何か載せてい
ること、それに気味悪い笑い声は共通している。
昔、旅人に憑いて来たという噂もあるが、定かではない。
この地区(今は○市の一部であるが、昔は×村、今で言う「大字」にあたる区
分)に地蔵によって封印されていて、よそへは行くことが無い。
八尺様に魅入られると、数日のうちに取り殺されてしまう。
最後に八尺様の被害が出たのは十五年ほど前。

これは後から聞いたことではあるが、地蔵によって封印されているというのは、
八尺様がよそへ移動できる道というのは理由は分からないが限られていて、そ
の道の村境に地蔵を祀ったそうだ。八尺様の移動を防ぐためだが、それは東西
南北の境界に全部で四ヶ所あるらしい。
もっとも、何でそんなものを留めておくことになったかというと、周辺の村と
何らかの協定があったらしい。例えば水利権を優先するとか。
八尺様の被害は数年から十数年に一度くらいなので、昔の人はそこそこ有利な
協定を結べれば良しと思ったのだろうか。



24 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:51:57.73 ID:pRrpuu/N0

>>22続き

そんなことを聞いても、全然リアルに思えなかった。当然だよね。
そのうち、じいちゃんが一人の老婆を連れて戻ってきた。

「えらいことになったのう。今はこれを持ってなさい」
Kさんという老婆はそう言って、お札をくれた。
それから、じいちゃんと一緒に二階へ上がり、何やらやっていた。
ばあちゃんはそのまま一緒にいて、トイレに行くときも付いてきて、トイレの
ドアを完全に閉めさせてくれなかった。
ここにきてはじめて、「なんだかヤバイんじゃ…」と思うようになってきた。

しばらくして二階に上がらされ、一室に入れられた。
そこは窓が全部新聞紙で目張りされ、その上にお札が貼られており、四隅には
盛塩が置かれていた。
また、木でできた箱状のものがあり(祭壇などと呼べるものではない)、その
上に小さな仏像が乗っていた。
あと、どこから持ってきたのか「おまる」が二つも用意されていた。これで用
を済ませろってことか・・・

「もうすぐ日が暮れる。いいか、明日の朝までここから出てはいかん。俺もば
あさんもな、お前を呼ぶこともなければ、お前に話しかけることもない。そう
だな、明日朝の七時になるまでは絶対ここから出るな。七時になったらお前か
ら出ろ。家には連絡しておく」

と、じいちゃんが真顔で言うものだから、黙って頷く以外なかった。
「今言われたことは良く守りなさい。お札も肌身離さずな。何かおきたら仏様
の前でお願いしなさい」
とKさんにも言われた。



25 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:52:30.80 ID:pRrpuu/N0

>>25続き

テレビは見てもいいと言われていたので点けたが、見ていても上の空で気も紛
れない。
部屋に閉じ込められるときにばあちゃんがくれたおにぎりやお菓子も食べる気
が全くおこらず、放置したまま布団に包まってひたすらガクブルしていた。

そんな状態でもいつのまにか眠っていたようで、目が覚めたときには、何だか
忘れたが深夜番組が映っていて、自分の時計を見たら、午前一時すぎだった。
(この頃は携帯を持ってなかった)

なんか嫌な時間に起きたなあなんて思っていると、窓ガラスをコツコツと叩く
音が聞こえた。小石なんかをぶつけているんじゃなくて、手で軽く叩くような
音だったと思う。
風のせいでそんな音がでているのか、誰かが本当に叩いているのかは判断がつ
かなかったが、必死に風のせいだ、と思い込もうとした。
落ち着こうとお茶を一口飲んだが、やっぱり怖くて、テレビの音を大きくして
無理やりテレビを見ていた。

そんなとき、じいちゃんの声が聞こえた。
「おーい、大丈夫か。怖けりゃ無理せんでいいぞ」
思わずドアに近づいたが、じいちゃんの言葉をすぐに思い出した。
また声がする。
「どうした、こっちに来てもええぞ」

じいちゃんの声に限りなく似ているけど、あれはじいちゃんの声じゃない。
どうしてか分からんけど、そんな気がして、そしてそう思ったと同時に全身に
鳥肌が立った。
ふと、隅の盛り塩を見ると、それは上のほうが黒く変色していた。



27 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:53:33.18 ID:pRrpuu/N0

安価みすった…>>25は>>24の続きね
>>25の続き

一目散に仏像の前に座ると、お札を握り締め「助けてください」と必死にお祈
りをはじめた。

そのとき、

「ぽぽっぽ、ぽ、ぽぽ…」

あの声が聞こえ、窓ガラスがトントン、トントンと鳴り出した。
そこまで背が高くないことは分かっていたが、アレが下から手を伸ばして窓ガ
ラスを叩いている光景が浮かんで仕方が無かった。
もうできることは、仏像に祈ることだけだった。

とてつもなく長い一夜に感じたが、それでも朝は来るもので、つけっぱなしの
テレビがいつの間にか朝のニュースをやっていた。画面隅に表示される時間は
確か七時十三分となっていた。
ガラスを叩く音も、あの声も気づかないうちに止んでいた。
どうやら眠ってしまったか気を失ってしまったかしたらしい。
盛り塩はさらに黒く変色していた。

念のため、自分の時計を見たところはぼ同じ時刻だったので、恐る恐るドアを
開けると、そこには心配そうな顔をしたばあちゃんとKさんがいた。
ばあちゃんが、よかった、よかったと涙を流してくれた。

下に降りると、親父も来ていた。
じいちゃんが外から顔を出して「早く車に乗れ」と促し、庭に出てみると、ど
こから持ってきたのか、ワンボックスのバンが一台あった。そして、庭に何人
かの男たちがいた。



29 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:55:29.90 ID:pRrpuu/N0

>>28続き
コツ、コツ、コツ
ガラスを叩く音が始まる。

周りに乗っている人も短く「エッ」とか「ンン」とか声を出す。
アレは見えなくても、声は聞こえなくても、音は聞こえてしまうようだ。
Kさんの念仏に力が入る。
やがて、声と音が途切れたと思ったとき、Kさんが「うまく抜けた」と声をあ
げた。
それまで黙っていた周りを囲む男たちも「よかったなあ」と安堵の声を出した。

やがて車は道の広い所で止り、親父の車に移された。
親父とじいちゃんが他の男たちに頭を下げているとき、Kさんが「お札を見せ
てみろ」と近寄ってきた。
無意識にまだ握り締めていたお札を見ると、全体が黒っぽくなっていた。
Kさんは「もう大丈夫だと思うがな、念のためしばらくの間はこれを持ってい
なさい」と新しいお札をくれた。

その後は親父と二人で自宅へ戻った。
バイクは後日じいちゃんと近所の人が届けてくれた。
親父も八尺様のことは知っていたようで、子供の頃、友達のひとりが魅入られ
て命を落としたということを話してくれた。
魅入られたため、他の土地に移った人も知っているという。

バンに乗った男たちは、すべてじいちゃんの一族に関係がある人で、つまりは
極々薄いながらも自分と血縁関係にある人たちだそうだ。
前を走ったじいちゃん、後ろを走った親父も当然血のつながりはあるわけで、
少しでも八尺様の目をごまかそうと、あのようなことをしたという。
親父の兄弟(伯父)は一晩でこちらに来られなかったため、血縁は薄くてもす
ぐに集まる人に来てもらったようだ。



30 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 00:56:30.15 ID:pRrpuu/N0

>>29続き これで終わり
それでも流石に七人もの男が今の今、というわけにはいかなく、また夜より昼
のほうが安全と思われたため、一晩部屋に閉じ込められたのである。
道中、最悪ならじいちゃんか親父が身代わりになる覚悟だったとか。

そして、先に書いたようなことを説明され、もうあそこには行かないようにと
念を押された。

家に戻ってから、じいちゃんと電話で話したとき、あの夜に声をかけたかと聞
いたが、そんなことはしていないと断言された。
――やっぱりあれは…
と思ったら、改めて背筋が寒くなった。

八尺様の被害には成人前の若い人間、それも子供が遭うことが多いということ
だ。まだ子供や若年の人間が極度の不安な状態にあるとき、身内の声であのよ
うなことを言われれば、つい心を許してしまうのだろう。
それから十年経って、あのことも忘れがちになったとき、洒落にならない後日
談ができてしまった。

「八尺様を封じている地蔵様が誰かに壊されてしまった。それもお前の家に通
じる道のものがな」
と、ばあちゃんから電話があった。
(じいちゃんは二年前に亡くなっていて、当然ながら葬式にも行かせてもらえ
なかった。じいちゃんも起き上がれなくなってからは絶対来させるなと言って
いたという)

今となっては迷信だろうと自分に言い聞かせつつも、かなり心配な自分がいる。
「ぽぽぽ…」という、あの声が聞こえてきたらと思うと…



43 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 01:08:34.19 ID:pRrpuu/N0

594 :自殺頭痛 5/6:2008/09/01(月) 05:31:40 ID:EhilWKcW0
俺はこの病気に冒されるまで「癌や外傷でもない限り、人間の体は痛みに耐えるように出来てる」と
勝手に思ってた。でもそれは間違いだった。

耐えられない。俺の限界値が低いとかそういうレベルじゃなく、人類で耐えられる奴はいないんじゃ
ないかって思う。1度の頭痛で最大1~2時間くらいだから何とかもってるようなもんで、これが
半日とか丸1日だったら、まず無理だね。100%発狂して死ぬ。

俺はもし3年以内にこの病気が治らず、治療法も発見されなかったら自殺するつもりだ。

この頭痛が何十年も続くなら、生きていても仕方ないって本気で思う。この事は両親にも話してある。
本来なら引っぱたかれて泣かれるような話だが、医者から群発頭痛がどれだけ凄惨な痛みを
伴うか聞かされてる両親は、否定も肯定もしなかった。
俺は夜中に来ることが殆どだから、この4年間、恐怖心で慢性的な睡眠不足だ。

595 :自殺頭痛 6/6:2008/09/01(月) 05:35:17 ID:EhilWKcW0

最後に。

この病気は発症の原因が解明されていない。

ようするに、これを読んでるお前らも発症する可能性があるってことだ。
マンションの2階以上に住んでる奴は気を付けろよ。初めて発症したときは転げ回るだけじゃ済まないぜ。



45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:13:40.85 ID:ytYFCZ6v0

>>43
これマジで痛いらしいな
痛すぎて頭を地面に打って痛み麻痺させようとするやついるらしい


48 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 01:16:02.45 ID:pRrpuu/N0

お盆に友達のお母さんの実家に仲のいい4人で遊びに行った

俺たちが泊めてもらった二階の広い部屋にはでっかい窓があり
カーテンを開けると裏の竹藪が見えるようになっていて
竹藪の真ん中には細い道がどこかへ続いていた

夜が更けても眠れない俺たちは
くだらない馬鹿話なんかしながら夜更かししていたんだけれど
ふと気づくと友達の一人が真っ青な顔をして
昼間カーテンを開けっ放しにしたままだった窓の外を見ていた

俺たちが「どうした?」と聞くと最初は「なんでもない」とか言ってたんだけど
しばらくすると「気のせいだと思うんだけどなんかフワフワって人っぽいモノが窓の外を横切った」
って泣きそうになりながら言うので
俺たちは爆笑しながら「寝ぼけてんなよ」とか言ったりしてからかったりしてた

でもあんまりそいつが真剣なので
みんなで窓の外を見てみようって事になり覗いては見たのだけれど
特に何も見えない…というよりも明かりも何も無く真っ暗なだけ

俺が窓から目線を外し
「ほら、なんもないじゃん?こんな暗かったらなんも見えるわけないし」と言った瞬間
まだ窓の外を見ていた3人が一斉に「ひっ」って引きつった悲鳴みたいな声を出したので
反射的に窓を見たけど俺には何も見えなくて「どうした?」って聞くと
「本当に人っぽいのが横切った!」って言うので外を見てみるけど何も見えない

みんなで俺をからかってるのか?と思ったけど3人とも普通じゃなかったので
とりあえずカーテン締めて寝ようぜって事になった


49 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 01:16:46.66 ID:pRrpuu/N0

>>48つづき

勿論そんな状況で誰一人眠れる訳もなくやがて外が明るくなってきた

一人だけ何も見ていなかった俺は「もう明るいし見ても平気なんじゃない?」と言いながら
軽い気持ちでカーテンを開けて外を見てみたのだけれど
竹藪の真ん中の細い道をぞろぞろと奥へ歩いて行く人達が見えた

「あれってみんなどこに行ってるのかな?」って窓の方を見ようともしない3人に言うと
「こんな朝4時すぎに?」と言われなんかやばいモノ見てしまったかも!と思い
目をそらそうと目線を竹藪の上の方にうつすと

びっしり生えた竹藪の竹のてっぺんに竹の数だけ顔が乗っていた


58 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 01:27:24.27 ID:pRrpuu/N0

マイナーなテレビで伊集院光がした話


ラジオの企画で急遽、百物語をやろうって話になった。
本当に百の怖い話をして、ろうそくを消したらどうなるのか。
ラジオのスタッフやら怖い話をする演者やらを何とかかき集めて、
二十人の演者に対して一人5本の怖い話があるのも確認して、
貸して頂いたお寺の本堂で百本のろうそくに火を灯して、いざ、録音がはじまった。
一人怖い話を終えて火を消し、また一人怖い話を終えて火を消す。
実のところ、ラジオの業界は仕事の時間帯がバラバラなので、
この収録も結構遅い時間にやっている。まぁ、何か出そうでこれはこれで良い。
だが、仕事が終わってすぐの人もいたり、収録時間が長くて居眠りする人もいたりと、
途中からだんだんと、話す内容の質が下がってきた。
しまいにはふざけ半分で話すお調子者もいたりで、流れがグダグダになりはしたけど、
何とかみんな怖い話を続けて、とうとう残るろうそくの火は一つになった。

最後の演者が話を終えて、ろうそくの火を、フッ、と消した。


何も起こらない。



59 忍法帖【Lv=7,xxxP】 2011/04/13(水) 01:28:18.43 ID:pRrpuu/N0

>>58続き
そうそう上手くは事は運ばないなぁ。と思っていたら、一人の演者がこう言った。

「え?何で終わってるの?俺トリだから凄い怖いの用意してたのに。」

でも、確かにろうそくは百本全部、吹き消されている。
「誰かが間違えて2つ消したのかな?」などと憶測されたけど、
もともとは企画のため、この一連の流れは全て録音されている。
これを確認しようという話になり、時間があるメンバー全員でラジオ局に戻った。
早速録音されたテープを聞くと、しっかりと一番最初の人の話が録音されていた。
話が変わるたびに、「この話は僕がしたよ。」「この話は隣にいた〇〇さんがしてました。」と演者が確認していく。
半分くらいたった時だったかな。すごく小さい声で、ボソボソっと話してる声が録音されていた。
演者の一人が言うには「あー、これ俺覚えてるよ。誰が話してたか知らないけど、
聞き取りづらいし眠気誘うしで、俺寝ちゃったよー。」
他にも何人かの演者が聞き取れなかった話があったことを覚えていた。
たださ、やっぱりみんな、この声の主が何と言ってるか気になった。

幸いここはラジオ局。しかも音声さんやミキサーさんや、音のスペシャリストが揃ってる。
彼らが上手くノイズを消したり音量・テンポを調節したりして、
そのボソボソ声が何を言ってるのかわかるようになった。
みんな集まってそのテープから流れる音声を待った。そこから、流れてきた。

「最近の話なんだけどさー。俺、死んじゃったんだよね。」

と、スタッフ、演者の誰にもあてはまらない声で。

後日、収録場所になったお寺に確認に行くと、収録当日、
お堂には納骨される前の遺骨が安置されていたそうです。



66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:47:03.33 ID:s6PDL72I0

ここで沢山みれる
http://syarecowa.moo.jp/
シリーズものはこちら
http://2chhorror.ohuda.com/index.html

そして、オカ板でやr


72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:51:53.89 ID:BtsSTkfT0

120 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 06:59:24 ID:jkIt/jceO
終電間近の北陸本線の某無人駅での事。
ipodを聴きながらダルーって感じで待ってると、
列車接近の放送もなく急にホームに列車が現れた。
うぉっ、時刻表より10分ぐらい早いけど、ラッキー♪
って感じで乗ろうとしたら、なんかその電車変。
妙に長い。いつもは3~6両ぐらいの編成なのに、
青い車体の車両が10両以上つながってる。
後ろのほうなんてホームからほとんどはみ出てるしw
あー寝台列車かぁと思ったけど、そんな列車がこんな小さな無人駅に停まるはずがない。
そして車両があまりにも古臭い。
鉄道にそこまで詳しくない俺でもそんくらい解る。
どの窓もカーテンが閉まってて中の様子がほとんど伺えない。
この列車がだんだんこの世のモノではないなと思えてきた俺は、
周りに誰か居ないのかキョロキョロしてみたけど案の定ホームには俺一人。




73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:52:20.76 ID:BtsSTkfT0

121 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 07:01:48 ID:jkIt/jceO
あぁ俺を誘ってるのかと勝手に妄想した俺は、ipodの音量を大きめにして
早くこの駅から去って行ってくれと必死に願った。
正直半泣きだったと思うw
しばらく経って(5分くらいかな)うつ向いてた顔を上げると、
その列車はホームから消えていた。
後から思えばその列車だけ音が全くしなかった気がする。
いつの間にかホームに現れて、いつの間にか消えていた。
いくらヘッドホンをしてるとは言え、全く気付かないのはおかしい。
やがて列車接近のベルとアナウンスが流れて、
見慣れたいつもの電車がホームへ入ってきた。
明るい車内にいる他のお客さんの顔を見た時の安心感はもう忘れられないw
冷静に考えてただの夜行列車が臨時で停まっただけなのかも知れないけど、
あまりにも妙な列車だったので本当に怖かった。
長文&駄文スマソ




74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:52:47.79 ID:BtsSTkfT0

122 名前: 120 投稿日: 2009/08/14(金) 23:12:57 ID:jkIt/jceO
補足スマソ
何故俺を誘っているんだなんて妄想をしちゃったのかと言うと、
俺の位置にいる車両だけ何故かドアが開いてるんだよな。
ドアの先は真っ暗で何も見えない。本当に真っ暗。
旅客列車なのに灯りの一つも灯さないなんて明らかに不自然だし、その真っ暗な空間に
足を踏み入れたらもう二度と戻れないんじゃないかと思ってガクブルだった。
本当ビビりだから一度焦るとどんどん妄想が膨らんでいくんだよなぁ俺w

以上です。
連投すまない




75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:53:21.14 ID:BtsSTkfT0

149 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2009/08/23(日) 11:40:49 ID:LBRumx9/0
>>120
それ、俺も6年前に遭遇した・・・・
当時学生だった友人は北陸線利用してて
俺、家が駅に近い事もあって友人を見送りに行ってたんだよ。

んで、いつも通り駅で友人と雑談して列車が来るのを待っていたら、
いつもの列車じゃ無くて、>>120が言ってた様な列車が現れて
ちょうど方向が同じで面白そうだから、乗って行くって言ってそのまま乗っちまったんだよな
普通の列車と違い、ちょっと珍しいレトロな感じの列車だったんで、
俺もアレの入り口見てみたけど、何か真っ暗で変な感じだなーって思ってた。

で、見送りが終わった俺は家に帰ろうとして、ドボトボと家に向かって道を歩いていると
さっき別れたばかりの友人から着信があってさ、何かえらく慌ててんのよ。
車内はかなり薄暗くて電気も無く乗客は誰もいなく、窓は墨?みたいな物で塗り潰されてて
車内はえらく静かで振動もほとんど無く、唯一の音と言えば、
次はごしょう、ごしょうが最終地点です。と言うアナウンスだけだとか
友人はいきなり聞いた事の無い駅名を言われて、意味は無いが何だか不安になって電話したとの事。
その後友人は行方不明でいまだに出て来ない。
今更思い出して、何気にその様な名前の駅をググってみたんだが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E5%BA%84%E9%A7%85
台湾とかのこの駅しか無い、一体友人は何処に行ったんだろう?




76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:55:03.39 ID:BtsSTkfT0

169 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2009/08/25(火) 19:28:28 ID:8YDG0Ira0
北陸本線といえば昔、北陸トンネル事故があった路線だろ。
たとえ定期列車だとしても日本海は8時ぐらいに通過するし。きたぐには電車だし。
だとすれば考えられるのは昔事故にあった「きたぐに」だろう。当時のきたぐには10系というかなり古い列車をつかっていたから
もしかしたら事故にあった人の思いを乗せた幽霊列車だったと思う。
ちなみに事故は11月6日に起きました


170 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 20:18:03 ID:C1kT9qLf0
事故列車は1:02敦賀発(現在は1:37)だから幽霊列車を見たのは米原-
敦賀間かな?まあ幽霊列車なら時刻も上下線もある程度無視かも.2003
年当時の時刻がわからんが23:05米原発敦賀行き(普)23:29米原発長浜行
き(新快)あたりか.長浜だと23:14.敦賀発の最終普通だと22:38福井行き.
ちなみに今庄なら22:54(福井行き最終).




77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:56:47.89 ID:BtsSTkfT0

176 名前: 120 [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 00:35:19 ID:udNc0j9BO
>>169
そう、車両はまさに10系でした。あとスハ43?らしき車もあった気がする。
めっちゃボロかった。
駅名は念のため伏せておくが、敦賀~長浜間です。

この列車を見たのは3年ほど前の6月頃だったけどど、
機関車は確かEF58らしきものが繋がってた。
当日はまだ直流化工事が行われる前だったはずだから、もうこの時点でおかしいw
対向ホームを湖西線経由の貨物列車が爆音で通過していくのに比べ、
その列車は妙に静かで走るというより滑るって感じだったな。
上手く言えないけど。
>>170
北陸トンネルの事故はだいぶ後になって知ったけど、
俺が見たのは事故列車と全く同じ編成だったのかは分からないです。
月日も全然関係ないみたいだし。
ただ当時この事故を知ってた上で遭遇してたら、
俺もうどんだけパニクってたんだろうと思う。
最終のはっきりした時刻は覚えてないけど、米原方面への列車に乗りました。
11:20ぐらいだった気がする。
車両は419系?でした。





78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:58:15.61 ID:BtsSTkfT0

179 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2009/08/27(木) 23:13:51 ID:eYO+NeLc0
事故当時のきたぐにを牽引していた機関車
大阪~米原間 EF58 米原~田村間 EF10 田村~糸魚川間 ED70
ちなみに事故当時のきたぐには120の言うとおりスハフ42を連結していたようだ。
って事は事故当時の編成だガクガク((( ゚д゚))ブルブル





79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 01:58:38.30 ID:BtsSTkfT0

181 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2009/08/28(金) 03:37:52 ID:11BuO+ucO
>>177
詳しい人にはそろそろバレそうですねw
ちなみに3年前なので06年です。
でもほぼその時刻でほぼ間違いないと思う。

>>179
うわぁかなり近いorz
やっぱり43系客車も繋がってたのか…
ちなみに火元となったオシ17があったか
どうかは申し訳ないけど覚えてません。
ただ俺の見た区間なら機関車はED70じゃないとおかしいですね。
なんで58だったんだろう。
別に理由なんてあんまり知りたくないが。

>>180
ごめん、普通の人には何の話か分からないよね。
俺もプチ鉄ヲタじゃなかった当時は、その不気味なたたずまいに、ただただ怖かった。
そして鉄道にそこそこ詳しくなった今になって考えると、おかしな点が沢山あるって事。

まぁ俺は零感なんだけど、もしこの列車が>>169の言うように幽霊列車だというものなら、
俺なんかに姿を表したところで何もしてあげられる事はないんだけどなあ。
もう少しその列車と向き合ってあげたほうが良かったのかもしれない。

ただドアの先の真っ暗な空間だけは、今でも怖いです。




86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 02:17:19.18 ID:fzexppyHi

真面目にトイレ行けなくなった


98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 02:59:37.18 ID:MakcV30ni

長いのでコピペブログを貼ってしまうが、
ニュー速の鹿児島コピペは一番嫌だな
この後どうなったのか、そもそも友達とは一体なんだったのか本当に気になる

ttp://meshiuma.net/?s=鹿児島&x=17&y=12


100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 03:07:42.86 ID:jQE9pfal0

3年前にガソリンスタンドへ行った時の話。あの痛ましい事故は今でも鮮明に覚えている。
俺がガソリンを入れている最中、隣に空気が全然入ってないタイヤを履いた
トラックが止まった。どうやら空気圧の点検を怠っていた為に減っている様だった。
俺は車が汚れていたので、洗車を頼みつつ店内に入って暫く外を眺めてた。
店内からはピット作業をしている所が見れたので、俺はさっきのトラックが
ピットに入って来たので、ぼんやりと作業を見てた。
で、新しいバイトだと思われる可愛い茶髪の女の子が、先輩の指導を仰ぎながら黙々と
作業の手伝いをしていた。作業員が空気の入っていないタイヤを外し、
女の子が空気圧を入れる様に頼まれた所で痛ましい事故は起こった。
女の子が5分経ってもずっと空気を入れつづけているので、俺は「トラックのタイヤは
空気を入れるのは大変なんだろうな~。女の子なのに大変だな。」と思った瞬間、
「ズドン!!」と言う爆音と共に女の子の頭が弾けて赤い血の霧が舞い上がった。
同時に店内の窓ガラスをブチ破って何か光る物が突っ込んできた。
店長が、「救急車呼べ!!一旦店閉めろ!!誰かタオルもってこい!!、〇〇(女の子の名前)
の体を抑えてろ!!(激しく痙攣してのた打ち回ってた)」と動転し、
俺は何が起こったのか確かめようと、店内に飛び込んできた物を探し出した。
それはトラックのホイールだった。大きさは直径1メートルはあったと思う。

女の子は頭が半分吹っ飛んでいて、ピクピク痙攣しながら「うぅ~、ふぅ~」と
細い息をしていたが、俺は彼女がもう死ぬだろうと分かった。
何故なら血にまみれた脳が見えていたのだ。彼女が自分の手で脳みそを抑えていた光景は今でも
忘れられない。救急車が到着する間もなく、白目を剥いたまま彼女は死んでしまった。

次の日にその事故をニュースでやっていて、原因は女の子がタイヤに空気を20キロ
入れようとしていたことが原因だった。恐らく、2、0キロと20キロを間違えたのだろう。
普通はタイヤが膨れ上がった所で気付くだろうが、女の子だから分からなかったのだろうか。
それ以降、スタンドに行って女の子が接客をしてくれることになると、
俺は「窓は拭かなくて良いです。大変でしょうから自分でやりますよ。」と
何もさせないように、そしてあの時のような事が起こらないように気を使っている


104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 03:36:41.75 ID:VFInzSaZO

>>100
この事件はマジなのか・・・?


106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 03:43:25.94 ID:zXdYYMueO

>>104
この話のあとに類似するニュースの話とかされた気がする


406 える ◆ELL/////XQ 2011/04/14(木) 11:39:39.41 ID:yjymdESI0

>>100
タイヤ屋だけどこれはありえない
エアなんか差しっぱにして放置して後で多すぎる分抜く事のが多いしそもそも入らない
亀裂とかで大型のバーストやっても生きてるから大丈夫だよ


113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 04:39:04.73 ID:ZNUBX2pP0


ある蒸暑い夏の夜、男女数人でドライブをする事にした。
重たく湿った空気を、窓から流れ込む風で紛らわせ、
行くあてもなく車を走らせていた。

こうなれば言わずもがな、当然のように辛抱たまらず声が上がる。
『心霊スポットに行こう』
もはや反対する者はなく、不謹慎だと思いつつも好奇心が勝るヤツ、
誰かが提案するのを秘かに待っていたヤツ。

皆、心霊体験をした事はなく、コンビニに買い物に行くような軽い気持ちで向かった。
現場はトンネルで、車から降りる気もなかったので、
それも相まって恐怖心や危機感はなかった。

かなり有名な場所だが、他の車や人影もなく、適度に気分が高揚するには
最高の条件だった。

しかし、それ以上の盛り上がりはなく、物足りなさを感じた。

何も起こらないことは覚悟していたし、それに超した事はない。
だが、わざわざ遠出して来た事もあり、納得いかんとばかりに何往復もしていた。

すると、遠くの方から赤い光が迫ってきた。



114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 04:42:15.62 ID:ZNUBX2pP0

>>113 続き

すぐにそれがパトカーだとわかった。

こんな時間に走り回っていたので、差し詰め近所の住民が苦情でも入れたんだろうと
思って車を降りた。

警『こんな時間に何してんの?だいたい危ないでしょ!』
俺『すいません。有名な心霊スポットなんで来てみたんですけど、
  何にも起きないんでウロウロしてました。でも、たいしてスピードも出してないですし
  そこまで迷惑かけてないと思うんですけど。』
警『あのねぇ…。近所の人から苦情が来たんだよ。上に人乗っけて走り回ってる
  車がいるって。』
俺『えっ!?そんなことしてないですけど??』
警『隠さなくてもいいよ。帰ってくれれば何もなかったことにしてあげるから。
  通報者は上の人と目があったって言ってるんだよ。
  ニヤニヤしながらこっち見てたって。遊んでたんでしょ?』
俺『・・・!!』

警察官は、絶句した俺を見て、観念した様にでも見えたのだろう。

警『わかったね!早く帰るんだよ!』
俺『は、はい・・・』

急いで車に戻った俺は、一言も発せずにその場を離れた。
しばらくして落ち着きを取り戻した俺は、皆に全てを話した。
それ以来あのトンネルは避けるようにしている。



136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 10:00:47.60 ID:aJ1oUjLu0

[京王線ホーム]
これは、4年ほど前に私が実際目撃したことです。
新宿の京王線ホームって地下にあって、改札から階段で地下のホームにおりて逝くのですが、
階段の途中の踊り場に片方の手か腕を怪我して包帯まいている人がいました。
私服の中年男性でたしか折り畳みガサを持っていたかな?
僕がトコトコとおりて、その踊り場につこうとしていたとき、その男が階段を踏み外したらしく、突然ダダダダーっと階段を落ちるようにかけおりて、
階段下のホームにおりかえし始発の電車を待つ5、6人の列につっこんでぶつかりホームに並んでいた人はなぎ倒されました。
キャーというこえが声がして、ヤバイ、線路におちる!!と思いましたが、幸い数人がホーム上で倒れただけですみました。
ぶつかった男はスミマセンと謝り、並んでいた人たちにもたいした怪我もなくその場は収まリ、
その数十秒後ホームに電車が入ってきました。
京王線の新宿駅を利用している方はわかると思いますが、ホームとホームの間には線路は一つしかありません。
つまり、もし誤ってホームに転落した場合逃げる場所がないのです。

これはちょっとしたアクシデントでしたが、私は事件性を感じました。
私が目撃した限りでは、包帯をした男は足を踏み外すというより駆け足で階段を下っていったという感じでした。
しかも、はじめから電車を待列に目標を定め。
その様子を男が階段を掛けおりるのを始めからみたのはたぶん僕だけです。
包帯を巻いた腕の怪我も何かうそっぽかったし、目も少し逝っているような感じの男でした。

その後、なにごともなかったかのようにみな電車にのり、一連の出来事を階段の上の方からみた僕も電車にのりました。
私は駅員か警察に連絡しようかと思い発車をまつ電車のなかでしばら思い悩み、
ふと目をホームの方にやると、その男と目が合いました。
男はその電車に乗る様子もなくホームをうろうろしています。そして、つねに私の方をみているようでした。
やがて、電車は発車し男もやがて見えなくなりましたが、家についてもその夜は恐くて興奮していました。
結局、私の勝手な思い込みかもしれないし、何もなかった事件で大事になるのも
嫌だったので駅員にも警察にも相談しませんでした。
しかし、京王線に乗るといまでもその時のことを思い出します。
もし、線路に人が落ちていたらと……。
その時、私は証言するでしょうか。
この話を。


316 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 01:28:00.39 ID:wEJk7udk0

>>136
京王ユーザーだから怖いわwwwwwwww


160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 12:00:20.77 ID:ynF2gxMa0

通常1時間くらいもあれば死体なんて全部灰になっちまうんだけど
めちゃめちゃ怖くて30分くらいずっとオーブン開けられなかった。

例の成金おやじみたいのはもういなくなってた。オレはどうしても怖いから
斎場長呼びに行ってオーブン開けるの立ち会ってくれってお願いした。
焼いてる途中で中で音がしたことも全部説明した。で、結局斎場長が開けたんだけど、
炉を開けるときになんか焼肉みたいな匂いがぷ?んと漂って来た。
で斎場長がトレイを引っ張り出したらその男はなぜか半生に焼けただれていて
体もうつぶせになっているように見えた。

その瞬間オレは訳がわからなくなって気が遠くなって倒れたんだけどね。
でも今冷静に考えてみるときっとその男まだ生きていたんだな…。
そんで焼かれる熱さでオーブン中で棺桶をめちゃくちゃにぶっ壊しながら暴れていたんだと思う。
恐らくそれで中のバーナーが壊れて体が完全に焼けず半生だったんだな。

オレは倒れてから一度もその火葬場には行ってないから正確な事情は良くわからない。
でもその後斎場長がオレのとこに合いに来てなぜか1000万くれた。
他言無用だとかそいうことは一切口にせず。ただ1000万くれたんだよね…。
今はその金で暮らしているわけだが。トラウマになって今でも夢にでてくる。しんどいわ。


200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 17:55:27.76 ID:W6ow/90J0

【行方不明者への怪電話・怪文書一覧】  最新版
・庄山仁くん事件 『悪い友達にさそわれて、人のお金をとりました』と無理やり書かされた本人からの手紙
・松岡伸矢くん事件 「ナカハラマリコの母親」と実在しない幼稚園同級の母親と名乗る女から電話 
・加茂前ゆきちゃん事件  『ミユキ カアイソウ』などと書かれた怪文書が届く
・増山ひとみさん事件 「お姉ちゃんだよ」と中年女性から電話 
・石嵜容子さん事件 「大勢の人がいて帰れない」行方不明翌日本人から電話
・南埜佐代子さん事件 「ああ、苦しい。……悔しい……」ネパールで行方不明数ヵ月後本人から電話
・日高満男さん事件 モールス信号のような音がする無言電話
・山本美保さん事件 すすり泣く声の電話
・西安義行さん事件 「僕、学校の横」と男性から電話、「明かりをつけましょ、ぼんぼりに…」と歌う女児から電話 他
・猪原修くん事件 『山に男児の遺体を埋めた』と数年後手紙が届くも、遺体は見つからず。
・鈴木俊之くん事件 近所のホテル・親戚宅・父親勤務先それぞれに女の声で事件を確認するような電話。鮮魚店には本人から電話
・田辺信子さん事件 『私もやっと妻子と別れ、はれて信子と一緒になることが出来ました。ふたりを探さないで下さい』とワープロの手紙
・永島康浩さん事件 失踪数ヵ月後、「康浩さんが病院に運び込まれた」と電話。その番号は通じなくなる。
・佐藤順子さん事件 スイスで失踪後数回、実家に決まって日本時間の20時30分頃に無言電話がかかってきた。



238 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 21:09:11.32 ID:DNddGhLF0

クソ長いけどちょっと読んでみろ
面白いから
http://blog.livedoor.jp/tora_me/archives/2976720.html


301 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 23:46:41.12 ID:LSf43Obp0

>>238
なんてことをしてくれた


249 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 22:09:46.14 ID:9S/7Qyn90

前の車のリアに
「赤ちゃんが乗るはずでした」
ってステッカー

いつも以上に車間距離をとった



251 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 22:24:15.86 ID:9S/7Qyn90

446 名前:山師さん@トレード中[] 投稿日:2010/01/14(木) 20:42:59 ID:IRhGYvfh0
いまから某電車に特攻してくる・・。
もし、電車今日から明日にかけてとまったら俺だとおもって
28院卒童貞 JAL株で3020万失いました・・・。

夢も希望ももうないです・・。さっき飛び込もうとして怖くなって
アパートに帰ってきた・・。まじで支援しない政府本気で恨みます・・。

みんな来世であおう


243 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:10/01/15(金) 23:29 ID:???
こいつマジで死んだんだな。昨日ネタとか通報とかいったやつのろわれて
あの世に引っ張られるかもな・・。





京成本線【列車遅延】京成成田?空港第2ビル駅間で人身事故

京成本線【列車遅延】京成成田?空港第2ビル駅間で発生した人身事故の影響で、
現在も列車に遅れが出ている。
死亡したのは28歳都内在住の男性。 身元は現在調査中だが、所持品の中に
夢も希望ももうない。航空関連株で損失を抱えたため、最後に飛行機が見える
ところで死にたいとの内容の遺書を所持していた。(1/14 22:18)


257 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 22:43:42.13 ID:W04P0bHC0

私は地下鉄に乗っていた
あいてる席に腰掛けて会社のある駅に着くのを待っていた
電車内の席は次第に埋まっていった
途中隣の車両にぼろぼろの服を着た変な男が乗ってきたのがみえた
その男の正面におばさんが立っていたが
しばらくして見るとなんだか彼女の下の床がぬれている
何か水溜りのようなものができていた
その後咳がきつくなって鼻がつんとしてきた
なんとか会社に着いた
頭がくらくらする
家に帰ってすぐに寝た
次の日起きるとまだ暗い
だいぶ寝たと思うのだが
娘がドアから入ってくる
「こんな遅くにどうした?」
「何言ってるのもう朝だョ」
「くもりなのか?それにしても暗い。電気をつけてくれ」
「何言ってるの?もうついてるよ。」
その後テレビのニュースが聞こえて
私はすべてを悟り絶望した


259 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 22:45:48.73 ID:v6gZdqk3O

>>257
これはサリンだっけ


270 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 23:10:59.11 ID:b2YzUHO70

吉野家にまつわる怖い話のコピペください


272 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 23:11:29.47 ID:VB35wbslP

吉○家でバイトしていた友人から聞いた話なんだが、
吉○家では「死んだ牛の肉」を使っているらしい。
その話を聞いてから俺は恐ろしくて牛丼は食えない・・・


274 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 23:11:53.46 ID:HF3FaQO20

すき家じゃなかったっけ


302 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/13(水) 23:47:29.07 ID:U7x6hLT80

久しぶりに実家に帰ると、亡くなった母を思い出す。母は認知症だった。
身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ。
そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた。
母にプレゼントしたカレンダーが見つからない。

何の気も無しにテーブルを漁ると、ハサミでバラバラにされた幾つかのカレンダーの切れ端が順序良く並んでいる事に気が付いた

母はどんなに呆けていても、私のプレゼントは大切にしてくれていたのにと…私はショックを受けた。
私は感傷とともに並べられた日付を整理した。

4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16

私は一枚だけ向きが逆になっている6/17に気がつき、他の日付と同じ向きに変えていると、一階の父が私を呼んだ。
今日から五年振りの父の手料理が食べられる。
感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした。


417 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 12:40:55.58 ID:9MHkZ/a+0

>>302分からないんだが


427 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 13:29:50.03 ID:3ew1eLcK0

>>417
カレンダーの日付を元素周期表に当てはめるんだよ。
母は化学者で云々っていうヒント書いてないと、これわかんないよな。


308 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 00:52:29.99 ID:daW8ZZ6r0

好きなやつを


幹線道路の赤信号になった横断歩道前で、座り込んで泣き喚く女がいた。
何事かと思って道路に視線を移すと、中央分離帯に取り残された子猫が三匹。
横断歩道上には既にペチャンコになった猫(らしき物)が。
俺は思わず目を背け、今度は女に目を移した。
泣き崩れた女の手には子猫が一匹、脇には籠が転がっている。
どうやら子猫達を籠に入れて横断歩道を渡ろうとし、
何らかの理由で子猫だけが取り残されたようだ。

「ああーっ!」女が悲痛な声を上げる。
俺が再び道路に視線を戻すと同時に残された子猫がまた一匹、車に踏み潰された。
「あ゛ーっ!あ゛ーっ!」女は狂ったように喚き続ける。

この痛ましい状況の中、俺はあることに気がついた。


315 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 01:13:50.31 ID:vV1ijZBX0

>>308は続きを貼ろうとしたときに絶命したのか…
怖いな


319 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 01:44:56.40 ID:e2oOQkpn0

>>308を見て精神的ダメージを喰らう
最後の一文の意味を考える
気になって>>308を読み返す
もう一回ダメージを喰らう
以下無限ループ


323 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 01:47:43.44 ID:daW8ZZ6r0

>>308は女がわざと子猫を置いてきて、それでもって自分のところに来るように声出すから子猫つられる→轢かれる
説とかあった気がするけど、確たる答えはなかったと思う

あと未解決事件?のカテゴリになるんだけど
殺された女の娘が「大きな猫が入ってきてお母さんを殺した」みたいな証言する奴も好き


311 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 01:06:49.65 ID:pucLou1s0

漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。

漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。



312 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 01:07:03.63 ID:pucLou1s0

ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。



343 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 03:18:04.24 ID:Zg76RHXD0

コピペじゃないんだけど……
五年くらい前、家でカセットテープを見つけた。
俺は、ガキのころ兄貴とふざけて自分たちの声を撮ったテープだと思って懐かしくて聞いてみた。
けど、聞こえてきたのはウヨウヨウヨウヨみたいな不思議な音だけだった。
イメージ的にはマザー2の最後のギーグみたいな。
「まぁ、十年以上前のテープだし、おかしくなったのかな」と思って、それでも昔の自分の声聞きたさにもうしばらく聞いていたら、突然、
「お前は今日死ぬ」
とだけ、低い男の声ではっきり聞こえた。
俺は驚いてテープをすぐに止めた。
いたずらの可能性もあるけど、そのテープ撮ったのは幼い俺と兄貴のはずだし……とにかくその日はずっと怖がってたよ。



345 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 03:31:14.25 ID:0Xw82s//0

昔、某放送局でお茶酌みや書類整理のアルバイトをしてた。
いまはお台場に移転して綺麗なビルになっている某放送局。
当時はすっごいふるいビルでエレベータも、ボタンを押し込むタイプ(ラジオ会館のやつと同じと言えばわかる人も居る?)だった。
そのエレベータが、良く途中で止まった。
最初は孤独感と怖さでガクブルだったけど、非常ボタン押せば、すぐに警備員さんと話が出来て復旧してもらえるので、慣れたら「またか・・」って感じになってた。
ところがある日から、そのエレベータに夜中に乗ると、下からうめき声が・・・という噂になった。
書類整理という仕事柄、作業が夜中に及ぶ事も多く、ちょっとそのエレベータを利用するのが怖くなった。
それから数週間後、深夜作業で大量のコピーを破棄しようと台車に箱をいくつも積み引きながら後ろをみぃみぃ歩いた。
エレベータのボタンを押す。
「ち~ん」という音とともに扉が開く・・・・進もうと思うと背筋に冷たい風。
振り返ると、そこは真っ暗・・・・「・・・・箱が来てない!!」腰が抜けた・・・。
あわや8階から転落・・・というところだった。
私は部屋に戻り警備員を呼びエレベータを使用禁止にしてもらった。その日はタクシーで家に戻った。
翌日、いつもどおり出社すると、ビルの前にパトカーが数台・・。
何事かと聞くと、エレベータ坑の中に人が落ちてた・・・というのだ。後から聞いた話だが、死後数週間。
恐らく、転落してから3~5日は生きていたのではないか・・・ということだった。
噂になったうめき声は・・・・。


346 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 03:41:55.30 ID:0Xw82s//0

数年前の話。

とあるマンションのエレベーターが何故か動かなくなって、
管理側もそれに気付かず中にいる男と少女が閉じ込められるっていう事件があった。

閉じ込められた状態で5日間過ごしたんだけど、ついには耐えきれなくなって無理やりドアから脱出しようとしたんだって。
当然少女もたすけなきゃならないから少女をおぶって出ようとしたらしいんだけど、途中で少女が落ちそうになって、男が少女の腕を掴もうとしてそのまま落ちました。

で、エレベーターが復旧して、中にしばらく生活していたような跡があったから警察が調べてみたらエレベーターの一番下ってか底で男が重体の姿で発見され、保護されたんだけど、
その横には白骨化した少女の遺体があったんだって

男は生きてたのに、少女だけ白骨化してたんだってさ。男が少女を食べたりしたわけじゃなくて。


閉じ込められた時の監視カメラの映像には男しか映ってなかったらしいけど。


349 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 03:51:18.35 ID:0Xw82s//0

店でもそこそこ地位が確立してきたころ、ストーカーに悩まされているキャバ嬢がいた。
店から徒歩十分程の自宅アパートに帰るまでに後ろから明らかに人が付いてくる気配がする。

「さすがに怖いし、タクシーで帰るか。」
ある日そう思いつき店の前に常駐しているタクシーに乗って帰ることにした。
「(……ついでに買い物するか…)●●のローソンまで。」
自宅近くのコンビニを告げタクシーは出発した。
しかし、いざタクシーに乗ってみると、たかだか徒歩十分の距離なので二、三分で目的地近くまで来てしまった。
キャバ嬢は馬鹿馬鹿しくなってしまい、次からタクシーはいいやと思っていると、タクシーは自宅前を通ろうとしていた。
タクシーの運転手がボソッと言った。
「あっ、間違ったコンビニまでだっけ…」


350 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 03:52:39.99 ID:TnxljT5T0

ちょっと覗くだけのつもりだったのにトイレいけないやばい


407 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 11:40:17.64 ID:Zg76RHXD0

348:仲居(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:15:52.10 ID:B9sTwHC/0
むかーしテレクラでアポった女が見るからにメンヘラで、ごめんなさいして車で帰ろうとしたら
すごい形相で「なんでよ!」っていいながら窓から手を突っ込んできて掴まれた
怖くなって急いで車出したけど、女は窓にしがみついて離れず、待てやぁぁ!とかいいながらひきずられてる
ますます怖くなって思い切りアクセル踏んでドリフト気味に交差点を曲がったら、ポーン!と飛んで道の向こう側の畑を
ゴロゴロ転がって行った 
もう西部警察みたいだったけど、死んでないよな?

349:メンヘラ(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:18:55.73 ID:Dl5D0qA90
>>348
8年くらい前か?

351:仲居(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:23:39.84 ID:B9sTwHC/0
>>349
そのくらい。平塚の田舎の方
つかお前の名前怖すぎだろw

360:メンヘラ(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:41:12.99 ID:Dl5D0qA90
>>351
車はワンボックスか

367:仲居(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:55:59.29 ID:B9sTwHC/0 [sage]
>>360
もうやめて


363 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 04:46:50.48 ID:0Xw82s//0

あぁ、もうこんな時間だ。参ったなぁ。

この通りは街灯も少ないし、妖怪が出るって噂だしなぁ。
ん、何か人がうずくまってるぞ。どうしたんだろう?

「あのー、どうしたんですか?」

声を掛けると振り返ったそいつはひとつ目小僧だった。

「ひっ、よ、妖怪!?」

驚く俺をみてニヤニヤしながら、






「うん、妖怪だけど何か用かい?」










その瞬間俺はブチギレたね。右正拳をそいつの鼻っぱしらにブチ込み家帰ってクソして寝た。



390 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 09:12:29.38 ID:rwR1cONfO

なんか高速が出来て救急搬送が早くなるって喜んだインタビューがあり
その数年後にインタビュー受けた人がその高速で事故って亡くなった話


391 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 09:27:13.62 ID:/eDXMEto0

>>390これ?

とある新聞記事より
【県境越えた病院建設 広域行政 過疎地"安心の拠点"】
 「とても不安でした。病院に間に合わないんじゃないかと…」。岐阜県白川村の主婦山本美加枝さん(37)が振り返る。
十五年前、真冬二月の深夜に産気づき、夫の車で同県高山市内の病院まで約二時間かけて走った。
「道がしみてて(凍っていて)滑って危なかった」。山本さんは病院に着いてすぐに分べん室に入り、無事女児を出産した。
 「あのとき東海北陸自動車道があれば、病院も近くなり、道も安心で、あんなに焦らないで済んだのに…」。
“秘境”と呼ばれ、不便を強いられてきた村がいま、大きく変わろうとしている。



その2年後の新聞記事より
【高速事故 トラックと乗用車衝突、7人死亡 東海北陸道】
 27日午前7時25分ごろ、岐阜県郡上市大和町の東海北陸自動車道の平山トンネル(1413メートル)の北側出入り口付近で、
対面通行区間の下り車線を走行していた普通トラックが対向車線に飛び出し、上り車線の乗用車と正面衝突、炎上した。
この事故で、乗用車に乗っていた一家5人とトラックの男性2人の計7人が死亡した。
同自動車道のぎふ大和IC―白鳥IC間(約10.4キロ)が午前7時40分から午後0時20分まで上下線とも通行止めとなった。
 県警高速隊の調べでは死亡したのは、岐阜県白川村荻町、会社員、山本衛さん(48)▽妻美加枝さん(39)
▽長女麻理さん(16)=県立高山高2年▽長男隆司さん(14)=同村立白川中2年▽二男淳司さん(9)=同村立白川小3年――とみている。
山本さんの親族によると、衛さんらは、夏休みを利用して、1泊2日の日程で三重県の長島温泉に行楽に行くと話していたという


425 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 13:12:37.00 ID:Zg76RHXD0

141 :本当にあった怖い名無し:2007/07/12(木) 03:27:26 ID:mCC21h3A0
テレビ消す時に真っ暗な画面見るなよ

後ろに誰か立ってるから



457 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 17:52:22.40 ID:yZ8O/8WF0


458 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 17:57:18.66 ID:322wELOxO

>>543まじ怖い…
やっぱり本当にこわいのは霊じゃなくて人間なのか…


462 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 18:11:03.09 ID:Jk3zapag0


463 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 18:19:17.27 ID:QF8DTGhzO

霊じゃないけど三毛別羆害事件とかめっちゃ怖かったな


465 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 18:25:41.46 ID:uEr/HKE5O

読んでばかりもなんなので。怖いかわからんが有名な話
ソニービーン
http://www.nazoo.org/marderer/sawney.htm



466 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 18:40:04.13 ID:uEr/HKE5O

もう一個
怖いっていうか悲しい
http://kowabana3.2.tool.ms/102/


467 1/3 2011/04/14(木) 18:42:47.11 ID:Zg76RHXD0

中学の時、隣のクラスに凄く体の弱い女の子Aがいた。
難病で(病名は覚えてない)、基本は入院しつつたまに登校してくるらしい。
2年の時に数回見たけど、3年の時は一回しか見なかった。
で、その子が3年の3学期に亡くなった。
同い年の子が亡くなるという事はそれはそれで衝撃だったけど、その後が。
その子が2年の時に同じクラスだったBと言う男子が居たんだけど、
そいつはまさに何でも出来る奴。
スポーツ万能、勉強は全国トップクラス、背が高くて色んなコンクールに入賞、
正義感が強く、学級委員で、もちろん超モテモテ。
そのBがAが登校する時にはなにくれと世話をしていたらしい。
それもまた好感度アップ。

で、Aが亡くなった後、追悼集会が開かれた。
そこでAの事を気にかけていたからか、優秀だったからか、Bが作文を読む事に。
その内容が凄かった。
「僕はAさんに対して酷い事をしていました。
わざと車いすを押して転ばせたり、酷い事を言ったりしました。
○○という病気の事を知り、長くないんでしょ、なんて言った事もありました。
Aさんはそれを聞いて泣いていました。静かにポロポロと涙を流していました。
Aさんが亡くなった事で僕はもうAさんに謝る事が出来ない。
これからの人生をAさんに対して謝罪しながら生きて行くしかない。
命大事、後悔先に立たず、イジメかっこ悪い」ってな内容。
これを涙ながらに全校生徒の前で読んだ。
こっちはもうポカーーーーーン。教師はなにか満足げに感無量と言った体で頷いている。
読み終わった後、泣き崩れるBを教師が抱きかかえるようにして退場した。
ざわつく会場。
教師が「いい話でした。皆も命は大事にね!イジメかっこ悪い!改心したB君を見習おうね!」
ってな感じの説教をしたが、
普段のBのイメージが優等生だっただけに、まさに衝撃的。



468 2/3 2011/04/14(木) 18:43:30.54 ID:Zg76RHXD0

その後、クラス単位でHRがあったんだけど、
それはまさにBの糾弾大会と化し、今度は教師がポカーーン。
「悪いことをしても反省したんだ。反省した人間を追い詰めるのは良くない!」と言う教師に対して、
口の達者な女子が
「反省したからと言って許されることとそうでない事があると思います!」と反論し、みんな拍手。
何故か分からないけど、教師はみんな
「自分の恥をさらし、心底反省しているBは凄い、出来る事じゃない」と思っていたらしく、
この反応に戸惑っていた。
どこのクラスもそうだったみたいで、Bはそれ以来悪口影口の対象になってしまった。
それまでパーフェクト男だった訳で、妬んでた奴もいたし逆に虐められるように。
それとA親も黙ってなかった。
緊急のPTAの会に来て話をして行ったらしい。
Aが登校する際は入院してた病院からだったんだけど、
聞いた所によると
AとAの主治医が何週間も前から体調を整え、本人もそれを励みに治療をしていたらしいが
段々気力を無くし、治療を拒み、楽しみにしていた学校には行かないと言い、
最終的には「もう自分は死ぬんだから」とノイローゼになって毎日毎日泣いてばかりいたらしい。
もちろん長くない事はA以外みんな知っていて、
それを前提に「好きな事をさせましょう」という感じだったらしいんだけど
Aのその態度にA両親は自分を散々責めたという。
でもふたを開けたら実は心無い同級生のせいだったと知り、
もう正気を保つのが精いっぱいで、
「しれっとお葬式に来て焼香して行ったBが憎い。あんな奴に娘の最期の別れをさせたなんて」
と大泣きしてたそうだ。
で、倒れて救急車で運ばれて行ったって。
それとA親とB親とも色々あったらしい。
何と言っても全校生徒の前で虐め認めちゃってるしね。
家にPTAひきつれて乗り込んでBたちを責めたとか。



469 3/3 2011/04/14(木) 18:44:51.19 ID:Zg76RHXD0

その後、虐められても無視されてもごみくず扱いされてもBは登校してきて、
普通に受験して某一流私立大学付属高校を受験、そして合格。
もちろん公立は受けずにそこに行くことを決めた。
そしてA親が国公立の試験が終わった後、その某一流私大付属にクレームをつけた。
高校側はあっさりと入学取り消し。
でも普通高校はもう入試は終わってる。
しかも自分らの中学付属高校も入学を認めなかった。
こうなったら一浪するか、超底辺の受け皿的な高校位しか無い。
で、結局Bは高校浪人に。
学校では「こんな大した事の無い私立に入ってくれた超英才なB様!」ってな扱いだったのに、
気持ちいい位の勢いで掌返した。

Bと同じ町内の我が家はその後のBの荒れっぷりは知ってる。
「止めなさいB!!」「いい加減にしろ!」だのの大声や
何かが壊れる音なんていつもだった。
結局Bのその後の動静は自分が大学入るまでの聞かず(と言うか忘れてた)、
後で聞いた所によると中学卒業以来ずっといわゆる引きこもり。
進学で地元離れて長期の休みに戻ってきた時、コンビニですげーデブを見かけた。
何か知ってるやつだ…と思ったら間違いなくBだった。
Bはうつむいて変な早足でドアに体当たりするくらいの勢いで店を出て行って、
超一流私大付属高校に受かるほどの頭脳を持ち、誰からも慕われてた中学時代のBの面影はなかった。
プライドの高い奴だったから何もかもがダメだったんじゃないかと思う。
そして数年後にB一家は引っ越して行った。

あれから15年たって、自分も結婚して子供も出来たんだけど
自分の息子か娘がもしAの様な立場になったらと思うと
これ位されてもしょうがないだろうと思ってしまった。
ただのいじめならまだしも、難病の子に長くない、なんて言うとは。
何も考えてなかったのかもしれない。死ぬって事を理解できてなかったのかもしれない。
でもどれだけ言い訳されたって、反省されたって許される事じゃないもんね。



480 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 20:00:17.59 ID:yPNV83yd0

一年前の話。
友人に誘われて某MMO(インターネットゲーム)を始めた。
それまでネトゲはおろかチャットも未経験だった私は、たまたま大規模ギルドに拾ってもらいそこの古参プレイヤー数人にプレイやチャットの手ほどきを受けた。
私のキャラは皆の協力により順調に成長し、いつも楽しくプレイすることができた。
皆いい人で、初心者だったというのもあってか私はギルド内でかなり可愛いがられていたと思う。
その古参の中にAがいた。
Aはプレイ歴が長くレベルもギルド内最高クラスで、普通じゃお目にかかれないレア装備をいくつも所持しており、皆から一目置かれる存在だった。
Aは私のことをひときわ気にかけていてくれたようで、しょっちゅうレベル上げを手伝ってくれたり、もう使わなくなった装備を気前よくくれたりした。

所属していたギルドは皆の仲がよくリアル知り合い同士という人もたくさんいて、ゲームしながらスカイプをつないで会話したり、メールアドレスの交換も頻繁に行われていた。
メンバーのほとんどが関東・関西圏に集中しており、北海道の私は一度も参加したことがなかったが、オフ会なんかもちょくちょく開催されていた。
ネット内コミュニケーションに免疫がまったくなかった私は、Aを含む仲良の良いメンバー数人とリアルの素性(性別、仕事等)やメールアドレスを教えあっていたが、今思えば、携帯番号や詳しい住所まで教えなくて本当によかったと思う。
Aは関西に住む大学生だった。

その頃になるとゲームにログインしている間中、常にAが絡むようになってきた。
ギルドハントといって、ギルドの仲間数人で狩りをするときはもちろん、たまにソロで遊んでいる時もAからちょくちょく耳打ち(一対一のチャット)がくるようになった。

「○○ハケーン(´・ω・`)」
「今何してるの?1人ならいってもいい?(´・ω・`)」
「もしかして誰かと一緒?(´・ω・`)」

Aからの耳打ちには常に(´・ω・`)の顔文字がついていた。

最初のほうこそ律儀に返していたが、ある時別の友達とかなり忙しい狩場に来ていて耳打ちに返信する暇がなく、悪いけどあとで返そうと思い返信しなかった。
すると1分もしない間に、耳打ちではなく普通チャット(その画面内にいる誰もが見えるチャット)で

「(´・ω・`)」


481 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 20:00:44.60 ID:yPNV83yd0

かなり遠くの狩場にいたはずのAがすぐ側に来ていた。
仕方なく狩りを中断して、耳打ちを返せなかったことを謝ると、「いいよ、○○は僕といるよりも他の人といるほうが楽しいんだよね(´・ω・`)」と言いログアウト。
私唖然、一緒にいた友達ドン引き。
この時から私に対するAの普通じゃない執着を感じるようになった。

それからというものログインする度、すぐにAからの耳打ちがきた。

「(´・ω・`)」

ゲームには友達登録という機能があり、友達リストに登録している人がログインするとリストの名前が光り、検索をかければどのマップにいるかがすぐわかるようになっている。
Aはこの機能を使って私のログイン状況と、どこにいるかを常に監視するようになった。
私はAの行動が怖くなり、しばらくゲームにログインすること自体控えるようになった。
すると今度は毎日のように携帯にメールが来た。

「どうして最近INしないの?(´・ω・`)」
「○○がいないとさみしいよ(´・ω・`)」
「もしかして僕のこと嫌いになったの?僕はこんなに好きなのに(´・ω・`)」

最初の頃はのらりくらりと交わしていたが、私にも私生活がある。
Aは大学生、私は社会人。
勤務中だろうが休憩中だろうが真夜中だろうが、時間を問わずに受信されるメールにほとほと嫌気がさし、ある日意を決してAにこんなメールを送った。
「私はゲームしている間はみんなと楽しく遊びたいし、Aだけに特別な感情は抱いてない。
真夜中のメールも迷惑になるから控えてほしい」といった内容だった。
するとAから

「(´・ω・`)」

お決まりの返信だった。
もううんざりだった。
それ以来Aとメールのやりとりはなくなり、ゲームもほとんどログインしなくなった。


482 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 20:01:01.55 ID:yPNV83yd0

ログインしなくなって3週間ほど経った頃。
ギルド内で仲良くしていた、他の人からメールがきた。
「最近見ないけど忙しいのかな?みんな寂しがってるからたまにはINしてね^^
そうそう、Aも大学辞めたとかなんとかで忙しいみたいで全然いないんだよねー」
Aが大学を辞めたとの事。
嫌な予感がしたが、その友達には暇になったらログインするね、とだけ返信しすぐにその事は忘れた。
私は当時某資格系スクール講師の仕事をしており、主に無料体験スクールなどのイベントを担当していた。
無料体験を行った日は、最後に受講者にアンケートをお願いしている。
授業の感想や講師の印象、氏名、住所等をWEB上で入力する簡単なアンケートだ。
アンケートを回収し、結果をデータにまとめるのも仕事の一環であり、その日もいつものようにアンケート結果に目を通していた。
そして・・スクロールの手がとまり、目がディスプレイに釘付けになった。

【授業の感想】(´・ω・`)
【講師の印象】(´・ω・`)
【氏名】Aのキャラ名
【住所】関西

全身の毛が逆立った。
受講者の中にAがいたのだ。
確かにAがまだ普通だった(だと思っていた?)頃、なんの気なしに北海道の一番大きな都市の、駅前にあるPC系資格学校で働いてるという事を教えたことがある。
恐ろしくなって仕事を早々と切り上げた後、自宅へは帰らずに高速を使って200km離れている実家へ非難した。
翌日が休みで助かった。

仲の良かったギルドメンバー数人には事情を話し、ゲームを引退することを告げた。
Aの近況を知るメンバーからの情報によるとAは北海道で仕事を探している、とのこと。
その後すぐに携帯を変え、結婚の為退職し北海道を離れた。
当時迂闊に素性を明らかにしていた私にも非があるとはいえ、顔も知らないゲームの中だけの付き合いでそこまで行動できる人間がいるというのが本当に恐ろしかった。

文章にするとあまり怖くないかもしれないが、あのアンケートを発見した時の衝撃は今でも忘れられない。
そして、これ(´・ω・`)が本当に苦手になった。もう二度とネトゲはやらない。


521 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 22:04:30.53 ID:crYB8YvN0

これは、実話です。数年前、私は、妹と二人で東京で二人暮らしをしていました。
元々は、二人別々に部屋を借りていたのですが、二人の家賃を合わせると
一軒家が借りられるという事に気付き、都心から多少離れてはいるものの、広くて綺麗な家を借りる事にしたのです。
ある日、妹がお風呂に入り、私が二階でテレビを見ている時です。
風呂場から「ギャアアアアア」という物凄い悲鳴が聞こえました。
ゴキブリでも出たかと思って一階に下りると、妹は髪をぐっしょりと濡らして裸のままで廊下に立っていました。
何があったか知らないが、いくらなんでもその格好はないだろうと呆れながら
「どうしたの?」と聞くと青ざめた顔で「・・・風呂場、見て来て、お願い」と言います。
言われた通り見てきましたが、特に変わった様子はありませんでした。
脱衣所までびしょ濡れで、妹が湯船から慌てて飛び出した様子が伺えた以外は。
取り敢えず服を着て、髪を乾かして一息付いてから、妹は事情を話し始めました。
いつものように、お風呂に浸かっていると、「ヒュー・・ヒュー・・」という
誰かの呼吸する音を聞いたというのです。周りを見わたしたのですが、誰もいません。
風の音だと解釈し、妹は深く気にせずに髪を洗い始めました。

湯船に浸かりながら、上半身だけ風呂釜の外に身を乗り出し、前かがみになって
髪を洗います。手のひらでシャンプーを泡立て、地肌に指を滑らせ、
髪を揉むようにして洗いました。そのとき、ある事に気付いたのです。
髪が、長い。
妹が洗っている髪の毛は、彼女自身の髪よりも数十センチ長かったそうです。
そして、もう一つのある事実に気が付いた時、妹は思わず風呂場から飛び出し
てしまったそうです。

後頭部に、誰かの鼻が当たっている事に。

それ以降、妹は極度の怖がりになってしまい、お風呂に入る時は必ず
ドアの外で私が待機するようになりました。
私自身は、今日に至るまで、何ら不思議な体験をしてません。
しかし、妹は確かにあの時、自分でない誰かの髪を洗ったと言います。


522 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 22:05:11.20 ID:Zg76RHXD0

あまりにも怖い曲として2ちゃんねる等で話題になった谷山浩子の『コットン・カラー』。

ただ聴いている分には、
「エル・ア・ティ・リア」
とか意味のない音の羅列が入っているメルヘンチックな歌なんだけど、歌詞の最後のほうはこんな風になっている。

春 夏 少年は世界をかけめぐり
syo bel ttil yn am del lik reh to mym
秋 冬 季節の光を食べて笑っている
re hyb de red rum saw ios lad na
el a ty ria (fairytale cotton)
os di as daeh dae dym
di a my rre (merry maid cotton)
os di as sllab ey eym

これを逆から読むと、

my mother killed many little boys
(私の母はたくさんの少年をころした)
and also i was murderde by her
(私も彼女にころされた)
fairytale fairytale cotton
(おとぎ話コットン)
my dead head said so
(私の頭蓋がそう言っている)
merry maid merry maid cotton
(陽気な乙女コットン)
my eye balls said so
(私の目玉がそう言っている)


524 1/6 2011/04/14(木) 22:15:59.08 ID:pucLou1s0

まだ宮崎の田舎に住んでた小学校三年の時、姉と2人で「マザー2」ってゲームにハマってたんだ。
俺ん家は「ゲームは土日に3時間だけ。」って面倒な決まりがあって、
普段スーファミのカセットは居間に封印してあるんだが、
このゲームだけはどうしても我慢できなかった。
幸い自分の部屋にはスーファミ本体とテレビがあったので、
夜中こっそり居間にカセットを取りに行っては姉とマザー2をやり込んだ。
んで実際にプレーするのは俺。
姉は隣りでお菓子食べながら見てて、俺が詰まると色々と知恵出してくれるアドバイザー。
俺より2つ年上だったんで凄い頼りになった。
今でもハッキリ覚えてるが、
その頃はゲップーって敵に大苦戦してて、ひたすらレベル上げしてたんだ。
はえみつ使えば楽勝だって事も知らずにな。
時間は大体午前1時、丁度今位の季節で寒かったので毛布にくるまってゲームしてた。
必死に雑魚と戦闘してる時、姉が不意に
「タケ、テレビ消して。」
て言ってきた。
俺は訳がわかんなかったから焦って
「何で?眠いの?じゃあコイツ倒したら戻ってセーブするからちょっと待ってよ。」
と返した。が
「ゲームの電源は切らなくていいから…テレビ消しな。」
姉は締切ったカーテンの方を見ながら静かに呟いた。
俺は少し怖くなってテレビを消して布団に潜り込んだ。
「どうしたの?」
恐る恐る聞くと、姉は息だけの声で囁いた。

「庭の方で足音が聞こえる。」
俺ん家は周りを砂利に覆われていて、
人が歩いたりすると「ジャッ、ジャッ」て音がするからすぐわかるんだ。
俺はゲームに夢中で全然気がつかなかったけど、姉は結構前から気付いてたらしい。
で、余りにも立ち去らないから俺にテレビを消させたんだと言っていた。


526 2/6 2011/04/14(木) 22:16:54.42 ID:pucLou1s0

耳を澄ますと確かにジャッ、ジャッ、と庭先の方から聞こえる。
本当に怖くなって
「犬か猫でしょ?」
と聞くが姉は答えない。
じっとカーテンの方を睨んでる。次第に足音が近付いて来るのがわかった。
足音が窓外のすぐ近くで止まった。怖くてたまらなくなって姉の腰にギュッとしがみついた。
暫くして

「あのぉ…、すいません。」

甲高い女の人の声が呼び掛けてきた。
姉は答えない。俺は目を瞑り必死で姉の体にしがみついた。
「起きてますよね?…困ったコトになったんで、ココ開けてもらえませんか?」
来訪者が来るにはズレすぎたこの時間帯と深夜の暗さが恐怖を煽り、
怖い夢でも見てる感覚になった。
暫くの沈黙の後、外にいる女が窓に手を掛ける気配があった。
ガタガタと窓が揺れだした時、不意に姉が立ち上がった。
俺を振りほどいて部屋の引き戸を開けた。

「おかーさーん!!窓の外に誰かいるーー!!来てーー!!おかーさーーんっ!!」

姉はありったけの声で叫んだ後、
廊下の電気を片っ端から点けて俺の手を引いて親の寝室まで走った。
寝室に着き電気を点けると、母さんはまだ寝ていた。
ちなみにウチは母子家庭で父親はいなかった。
姉が揺すり起こし事情を説明すると、困惑した顔で
「こんな時間に…夢でも見たんじゃないの?」
違うよ!と俺が口を挟もうとした時

ピンポーン


553 3/6 2011/04/14(木) 23:02:27.67 ID:pucLou1s0

玄関でチャイムが鳴った。

母さんは驚き、慌てて玄関に駆けて行った。
玄関の電気を点けると、擦りガラス越しに赤い服を着たシルエットが浮かび上がった。

「どなたですか!?」
「夜分遅くに申し訳ありません。…実は急ぎの用事があって
 この辺りで公衆電話を探していたのですが、
どうしても見つからなくて…」
「もし宜しければ御宅の電話を貸して頂けないでしょうか?」
俺は何だ電話かぁ、とホッとしたのだが
「…申し訳ありませんが、こんな時間に見ず知らずの人を
 家に上げる訳にはいきません。どうかお引きとり下さい。」
母さんはキッパリと断った。
その時は電話位貸してあげればいいのに、と驚いたが、今思えば当然だな。
いくら田舎とはいえ大人が母親しかいない家に、深夜に訪ねて来た他人を上げるのは危険だ。

だが尚も
「お願いします。本当に困ってるんです。電話を貸して下さい。」
と食い下がる。
が、母さんは断固として
「申し訳ありませんが、他を当たって下さい。」
と断り続けた。

暫く言い争う感じでやり取りが続いた後、女は急に静かになった。
やがて玄関先にあった傘立てから傘を抜くのが見てとれた。

そしていきなり
「ガンッ!!」
傘の先の方を持って、柄の部分で玄関の擦りガラスを叩き始めた。


554 4/6 2011/04/14(木) 23:02:53.74 ID:pucLou1s0

再び狂気を感じた俺はその場に固まってしまった。
女は玄関のガラスを突き破らんばかりに強く叩いてくる。

「いい加減にしなさい!!警察を呼びますよ!!」
母さんは少し怯んだようだが、強い口調で外の女を一喝した。しかし女は叩くのを止めない。

「あんた達は居間に行ってなさい!お姉ちゃんは警察に電話!!」
俺は固まって動けなかったが姉に手を引かれ、居間へと走りだした。

バーンと音がしたので振返ったら、母さんが玄関脇にあった靴棚を倒してた。
バリケードを作ってたんだと思うが、今考えるとあんまり意味無い気が…
母さんもパニクってたんだと思う。

居間に着き、電気を点けると俺はテーブルの下に潜り込んだ。どこでもいいから隠れたかった。
警察への電話を終えたらしい姉も潜り込んできて、二人で抱き合い震えながら泣いていた。

暫くすると母さんも居間にやってきた。玄関からはまだガンガンとガラスを叩く音が聞こえてくる。

台所から一番大きな包丁をとってきて、テーブルの下にいる俺達を見つけ
「大丈夫だから、ね?お母さんがいるから大丈夫だよ?」
とたしなめてくれた。

だがそう言う母さんも顔が真っ青で凄く汗をかき震えていた。

やがて玄関の方から音がしなくなり、家の中が静かになった。
そして母さんが玄関の方へ歩き始めた時

「ガンッ!!」

と居間の窓から激しい音がした。俺と姉は「わぁーっ!!」と絶叫して気を失いそうだった。


555 5/6 2011/04/14(木) 23:03:26.00 ID:pucLou1s0

どうやら玄関は諦め、電気の点いてた居間の方に周り込んで来たらしい。
母は果敢にも窓の方に歩みよりながら
「居たいならずっとそこに居なさい!!もうすぐ警察がくるから、どうなっても知らないよ!!」
普段見せた事の無い様な勢いで怒鳴り、シャッとカーテンを開けた。

「…ヒッ!!」

裏返った母さんの悲鳴が聞こえてきた。
母さんの悲鳴を聞いて俺も窓の外を見た。

そこにいたのは明らかに男だった。
濃い髭、ボサボサに伸びた髪、真っ赤なワンピース。ニタニタ笑いながら部屋の様子を伺ってくる。
本当に狂気を感じ、声すら出なかった。

母さんも後退りし、固まっている。
そして男は窓越しに叫びだした。
聞こえた範囲で書くとこうだ。

「ぎゃははは……めしやだ!
 俺………流せるのに!!ぎゃははっ!!馬鹿が!!ぎゃははははっ!!」

そう言って奴は走り去って行った。
すんげぇ適当だが最初の"めしや"ってのは"メシア"だと思ってる。
邪教に嵌って気が触れた人なのかもしれん。

とりあえず奴が去った後も恐怖が拭えなくて、姉と二人で母さんにしがみついて泣きじゃくってた。

それからかなり時間が過ぎてようやく警察が来たので、
「遅いよ!!なんでもっと(ry」と凄く罵った覚えがある。
頭にドが付く程の田舎だからしょうがないのだが。


556 6/6 2011/04/14(木) 23:03:44.59 ID:pucLou1s0

それからしばらくは、家族三人で寝室で寝る様にしてた。
とりあえず覚えてるのはここまで、高校の時位にもふと思い出して
「あれ何だったの?」
と母さんに尋ねたが
「わかんないよ。警察の人からも結局見つからなかったって連絡だったし。」
いまだに正体は不明のままみたい。


611 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/15(金) 02:01:47.74 ID:VMv//BrT0

私の家の廊下の突き当りが袋小路になっていたのを定年になったばかりで
ヒマを持て余している父が「スペースがもったいないので物置にする。」と言い出して一人で工事しはじめました。
何かに取りつかれたように父は作業をしわずか一日で上下二段で扉つきの物入れが出来ました。
翌日家に帰るといるはずの父が見当たらなく、また物入れの作業中かと思い廊下へ出てみると
物入れの扉には新たに南京錠が取りつけてありました。
結局その日父は帰ってこず翌日の晩になりました。
不安になった母に物入れのカギを壊して中を見てくれとせがまれ
私も父がカギをつけてまでしまいこんだ物が気になり丁寧に南京錠の掛っている金具ごと取りはずしました。
中には薄ら笑いでうつろな目をしている父が体育座りでこちらを向いてました。
なぜ外から鍵が掛っていたのかなぜ父が中にいたのか?
残念ながらその日以来ボケてしまった父から答を聞くことが出来てません。
今日も父は物入れの下段に入りこんで楽しそうに宙を見ながら笑っています。





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[ 2011/04/15 04:25 ] VIP 怖い話 | TB(0) | CM(0)
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