さしこがHKTに移籍！？
気持ちの整理が容易につけられないことを秋元康氏は決めてしまう。
昔のことだからと放っておく手は、秋元氏はとらなかった。
見事と言えば、あまりにも見事　困ると言えば、本当に困る秋元氏はダブルバインドの状況にファン・ヲタを追い込んでしまうのが天才的だ。
指原の過去の恋愛についてもう一度整理しておくと、過去の事件とはいえ、１５歳で劇場に来るヲタを食ってしまったのは、アイドルとしては獰猛すぎる。

これが 市川美織 なら、わしはもうアイドルを完全卒業して、熟女ヲタに転向する。
どうせただれてるなら熟女の方がいいじゃないかもう世の中に純粋なものがある、聖なるものがあるという宗教心を持てなくなる。
さしこのCDを200枚も買って応援するヲタは、ものすごく大事なものを捧げているということを、さしこはわかっているだろうか？

秋元康氏はそこを見逃す人ではなかった。だからといって、自分が育てているアイドルに対する優しさは果てしない。
そこで出した結論は、さしこをHKTに移籍させる。これは左遷ではないという。罰のようで罰になってない。
さしこにとっては、ある意味チャンスかもしれない。だが、さしこのことばかり考えてはいられない。

我が故郷の博多から、HKTが飛躍してくるのを待っているわしとしては、HKTのメンバーにとって、これがいいことなのかが気になってしまう。
HKTのメンバーとは、わしも博多で会って話をしたが、夢と野望を抱いて、自力を蓄えている。
まだ拙いMCを観客に披露しながら、その未熟さが徐々に洗練されていくのを楽しむのがHKTのファンの楽しみでもあるはずだ。

そこに指原莉乃が行く。ある意味、HKTファンにとっても、うざいのではないか？
あのとてつもない低年齢の少女たちの中にさしこが入ると、口数の多いおばさんが来たみたいな印象になる。
さしこにとっても、いじられて輝くキャラが成り立たないのではないか？
HKTメンバーはどうしたって先輩に遠慮するだろう。
最近のさしこはいじられるオイシサを覚えてしまい、他のメンバーのコメントも聞きたいと思っているわしにとっては、ちょっとうるさいと思える勢いだった。
総選挙で麻里子さまより上位になるのは、ファンが甘やかし過ぎだという気持ちもあった。

「人情」 で支持するのはAKBファンの素晴らしさだが、「人情」 が 「甘やかし」 になるレベルまで達すると、本人にとって危険だろう。
実にいいタイミングで週刊文春はスキャンダルを暴いてくれた。
しかし博多の人間は情に厚いから、さしこを優しく受け入れるに決まっている。
少しはシラケた冷たい目で迎えると面白いだろうが、そうはならないのではないか？
さしこが目立ちすぎて、他のメンバーの輝きを消してしまうことを、一番危惧する。

実はもっと悪いことも考えてしまう。
さしこが博多に王国を作ってしまうのではないか？
「地獄の黙示録」のカーツ大佐のように、HKTのメンバーを従えて、不健全な王国を築く恐れがある！
いやだ ~~~~~~~~~ っHKTの少女たちは純真なんだぞ ~~~~~~~~~ っ
兒玉遥ちゃんも、菅本裕子ちゃんも、宮脇咲良ちゃんも、村重杏奈ちゃんも、みんな純粋無垢な天使なんだ ~~~~~~~~~ っ
わしはさしこがHKTでデビューする時は見に行きたい。
そしてHKTの天使たちに、「用心しろ」 と伝えたい。「騙されるな」 と伝えに行くぞ